「中国の「対米ヘイト言論」が暴走中…「戦狼」ナショナリズムの行方(古畑 康雄)(1/9)」
新型コロナを発端とした米中の対立が深める中、中国のネットでは最近、国家安全法の強行や、外交官を駆使して攻撃的な主張や中国の「マスク外交」への称賛を要求する「戦狼外交」を繰り広げる指導者、習近平国家主席に対し、「総加速師」というあだ名が密かに広がっているという。習主席のこうした「加速」ぶりも、民意の支持があるからこそ、大胆になれるのだろう。いわば中国の世論自体が、「戦狼化」している。国内にあった強烈な責任追及の声を、海外への攻撃へと転換する上で、ナショナリズムが大きな武器となり、民間に浸透していった。
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2020-06-01 06:17:02