「80年前の今日は「ミッドウェー海戦」…勝てるはずの戦いは、なぜ「無残な大敗」に終わったのか(神立 尚紀)」
いまから80年前の昭和17(1942)年6月5日、それまで無敵を誇っていた日本海軍は、ミッドウェー海戦で、南雲忠一中将率いる「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」の主力空母4隻を撃沈され、開戦以来はじめての大敗を喫した。圧倒的に優勢な戦力を擁しながら、劣勢のアメリカ艦隊に敗れたこの戦いが、「あの戦争」の一つのターニングポイントになったことに、議論の余地は少ないと思う。80周年を機にミッドウェー海戦を振り返るシリーズ、第1回は、この戦いについての総論である。
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2022-06-05 11:01:55