「ソニーとの提携は材料になるか?株価低迷が続く「ホンダ」にいま必要な「物語」の力(三ツ谷 誠)」
前編記事〈モビリティ分野で必然のタッグを組む、絶好調「ソニー」と株価低迷「ホンダ」の明暗〉では、今月モビリティ分野での戦略的提携を発表したソニーとホンダの株価に注目。この10年で右肩上がりの株価を実現したソニーと、株価的には苦しい状況が続いたホンダの明暗を確認した。筆者は四半世紀以上、キャリアとして株価を見続けてきたが、株価とはある意味、いい加減なものだと知っている。しかし、それは長い目で見れば必ずその企業のファンダメンタルズを反映するものであることも、良く言われるように誰も読み切ることができない将来を予見する力を持つものであることも理解している。また、統合報告などで盛んに言われる非財務情報についても、株価は株価として実は先に織り込んでいるもの、株価はその企業の実態を包み隠さず語るものとも理解している。その意味でこの株価推移は、この10年のホンダの苦境を鏡のように顕しているだろう。
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2022-03-24 11:02:37