「東芝は「分割が必要」と知りつつ、なぜ変われなかったのか？変化を邪魔した「悪しき合理性」（三ツ谷 誠）（1/3）」

東芝はいうまでもなく我が国を代表する巨大企業で、我が国が繁栄の絶頂期にあった80年代後半から90年代前半にかけては、世界に冠たる企業でもあった。しかし現在の迷走についてはこれまでも様々な角度から評論や記事が書かれている。その論点の全てを網羅した考察など、とても力の限りではないので、ここではこの3ヵ月、東芝が当初提示した3分割案と今回発表された2分割案について、最初に提示されたスピンオフ計画の持つ意味と、それがなぜこの短期に修正を迫られたのかについて考察してみたい。

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2022-02-22 14:04:08

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