「カトリック教会で「子供の性的虐待3000人以上」…狂信と信念の境目(大原 浩)(1/5)」
フランスのカトリック教会で1950年以降、少なくとも3000人の子どもたちが性的虐待の被害を受けたとする推計結果が、17日に司教らの要請に応じて設立された調査委員会から公表された。か弱い子供たちに、耐えがたい苦痛を与えた聖職者には、米国だけではなく、アイルランド、メキシコ、オーストリアなどで訴訟が起きている。なぜ繰り返されるのか、そこには自らの過ちを認めない教会の体質が、明らかに個の尊重を必要とする現代にそぐわない。神が偉大であったとしても、神のブローカーはそうではない。
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2020-06-28 08:33:43