「「霊的現象」に苦しめられ、古刹の住職に助けを求める人々(奥野 修司) (1/5)」
宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、今もひっそりと行われている。震災後、30名を超える霊に憑かれた20代の女性・高村英さんと、その魂を死者が行くべき場所に送った金田諦應住職。彼女の憑依体験から除霊の儀式まで、一部始終を取材した大宅賞作家・奥野修司氏が、このたび単行本『死者の告白 30人に憑依された女性の記録』を上梓した。今回は、金田住職が最近相談を受けた「憑依」の事例について、奥野氏が取材する。
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2021-08-04 08:04:27