「死者に「憑依」される現象の実態とは 津波の犠牲者に憑かれた女性の記録(奥野 修司) (1/4)」
宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、今もひっそりと行われている。震災後、30名を超える霊に憑かれた20代の女性・高村英さんと、その魂を死者が行くべき場所に送った金田諦應住職。彼女の憑依体験から除霊の儀式まで、一部始終を取材した大宅賞作家・奥野修司氏が、このたび単行本『死者の告白 30人に憑依された女性の記録』を上梓した。今回は、著者の奥野氏が「憑依」現象の謎に迫った部分を紹介する。
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2021-07-28 17:04:52