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2021-07-23 16:47:57
しかし、政府と癒着し、利権で仕事を取ってきている今のパソナは、竹中さんが提唱した自由競争の実践とは程遠いと思うのです。コロナ禍での持続化給付金事業や、東京五輪での人材派遣などを請け負うパソナは、政府や自治体にとってはありがたい存在なのでしょう。
ですが、パソナとして仕事を受けておいて、経営者が『五輪中止はおかしい』とぶつのは、利権のにおいをすごく感じます。生臭すぎますよね」
大門議員は、竹中氏と直接論戦を交わすことはなくなったが、今も国会質問の際、竹中氏の名前を挙げる。今年5月には、坂本哲志特命担当大臣にこう嘆いた。
「竹中さんは大臣のときには、何度も議論しましたけど、(今のように)ここまでひどい人ではありませんでした」