「トイレと化す農地 畜産の規模拡大で大量発生したウンコの行方(山口 亮子) (1/4)」
畜舎から流れ出た糞が河川に入り、下流の魚を死滅させる。農地が家畜糞尿の捨て場と化す――。糞尿の環境負荷は、牛1頭が人間1人の30倍、ブタ1頭が10倍とされる。全国で発生する家畜糞尿は年間約8000万トン、東京ドームの容量の約75倍だ。畜産業に対する環境規制が年々強められる反面、目を疑うような現場も各地に見られる。畜産は近年の規模拡大と、特定の地域に集中しがちなことにより、糞尿処理が一層難しくなっているのだ。消費者にとっても他人事ではない、糞尿被害の実態を報告する。
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2021-07-10 08:02:38