「置き配、サイン不要、再配達問題…コロナが変えた「宅配便の常識」と増加する「トラブル」(二階堂 運人)(1/4)」
宅配便の配達員は、世の中の動きを肌で感じる。春夏秋冬、送られてくる荷物で季節を感じとることができる。何も感じとるものは季節だけではない。景気や社会情勢なども荷物を通して感じとることができる。東日本大震災から今年でちょうど10年目を迎えた。当時は、道は地震や津波により寸断され救援物資などは思うように届かなかった。行き場のなくなった荷物は寸前のところで足止めを合い、物流の機能を麻痺させた。そして、昨年から続く新型コロナウィルス感染拡大。未曾有の出来事が起こるたびに注目される宅配業界。世間の常識が覆されている。宅配業界は、コロナ禍で何が変わろうとしているのか。
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2021-03-13 11:41:09