「庵野秀明はもうエヴァンゲリオンを創れない|小山晃弘」

 2016年、「シン・ゴジラ」を観たときにふと思ったことがあった。  庵野秀明は、もうエヴァンゲリオンを創れないんじゃないか、と。  「シン・ゴジラ」は絆の物語だった。震災(ゴジラ)という巨大な脅威に人々が立ち向かう物語。省庁の垣根を超え、官民の垣根を超え、現場と会議室との垣根を超え、国と国との垣根を超え、人々は連帯し、協力し、共闘する。  人と人との間にある見えない壁を、A.T.フィールドを超えて、人と人とが繋がり脅威に立ち向かう物語。それが「シン・ゴジラ」だった。  そしてそれは、素晴らしい物語だったとも思う。筆者も劇場で何回か観て、その後もBDディスクを購入し何十回と観ている。特

省庁の垣根を超え、官民の垣根を超え、現場と会議室との垣根を超え、国と国との垣根を超え、人々は連帯し、協力し、共闘する

note.com

Webページ

コンテンツ文字数:5,929 文字

見出し数(H2/H3タグ):0 個

閲覧数:113 件

2021-03-08 11:21:17

オリジナルページを開く

画像一覧
※読み込みに時間がかかることがあります