「今も奇跡的に残る「土葬の村」。そこで見た、消えゆく弔いの風習とは(高橋 繁行) (1/3)」

日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。  入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は99.9%を超えた。  土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか?  『土葬の村』の著者である高橋繁行氏は、「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を30年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。    それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。  日本の千年の弔い文化を記録した『土葬の村』から、土葬の現状を綴った「はじめに」を公開する。

土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか? 『土葬の村』の著者である高橋繁行氏は、「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を30年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた

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2021-02-15 08:31:55

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