「特攻突入を見届け続けた歴戦の戦闘機乗りが生涯を捧げた「慰霊の旅」(神立 尚紀)(1/5)」

今年1月26日、千葉県大多喜町の水田の地中から、零戦の破片が発見されたとのニュースが報じられた。昭和20年8月15日、終戦を告げる玉音放送の当日に墜落した機体とみられる。今回の発見は、その日、戦死した搭乗員の遺族の積年の思いを汲んだ男性が、執念の捜索活動の結果、睦沢町立歴史民俗資料館の協力を得て実現したのだという。  戦後76年を経ても、戦った当事者や戦没者の遺族にとって戦争はまだ終わっていない。筆者が出会った歴戦の零戦パイロットのなかにも、後半生を亡き戦友や遺族のために捧げ、その命が尽きるまで慰霊行脚を続けた人がいた。角田和男中尉である。

今回の発見は、その日、戦死した搭乗員の遺族の積年の思いを汲んだ男性が、執念の捜索活動の結果、睦沢町立歴史民俗資料館の協力を得て実現したのだという

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2021-02-14 08:32:01

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