「「鬼滅の刃」に焼かれる心が、深い愛で救われた話|末次由紀ちはやふる45巻発売中」

 12月3日。その日は日本中がソワソワしていました。「鬼滅の刃」23巻(最終巻)の発売前日で、書店はどこも「歴史的な品出し」を控え、良い意味で戦々恐々とし、朝刊五紙に広告が載るという情報も大きな話題に。 コロナ禍で痛む社会の中で、「鬼滅の刃」のあらゆることが明るく勢いのあるニュースとして駆け巡っていました。  私もジャンプ連載中から読んでいて、大好きな作品です。  でもどうしてか、漫画家だからか、「超記録的な売れ方をする大ヒット作品」の話題を家族にされるたびに「そこまで売れることができていない自分」を引き合いに出されているような気持ちになりました。    どういう時に物を作る人間が作れ

12月3日

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2020-12-08 11:22:31

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