「飲み屋客は知らない…新宿・思い出横丁が直面している「3つの苦悩」(フリート 横田)(1/8)」

「昭和の飲み屋街」に「横丁」か。こう聞くと、反射的に「義理と人情の」を頭にくっつけて書かれた文章を思い出さないだろうか。たしかに、義理も人情もあった。赤ちょうちんの下がる路地をそんなイメージで眺めるとき、懐かしさと温かみを感じる。だが一歩踏み込んでみればどうだろう。夜ごとちょうちんを軒先に提げては商売し、真夜中にまた片付けながら数十年、路地内で暮らしてきた人々の声に耳を傾けると、懐かしさだけではない風景が見えることがある。横丁の狭い路地とは、いまこの国のあちこちの町で起きていることの「縮図」ではないか、との思いさえよぎる。

夜ごとちょうちんを軒先に提げては商売し、真夜中にまた片付けながら数十年、路地内で暮らしてきた人々の声に耳を傾けると、懐かしさだけではない風景が見えることがある

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2020-11-12 08:40:06

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