「140字では語りつくせぬ映画愛 第7回「太陽を盗んだ男」邦画史上最も破天荒な映画|沖津」
「太陽を盗んだ男」(1979) これほどぶっ飛んだ日本映画もそうはないだろう。設定、展開、結末、撮影方法、映像。すべてがぶっ飛んでいる。 時代を感じるポスターである。味がある。ポスター下部に注目。キャッチコピーがなにやら不穏。 あるいはその突飛な内容に単なるくだらない娯楽映画だ、と感じる人もいるだろう。仰る通り、この映画はリアリティ度外視の超娯楽映画である。 しかし僕はこの映画になにか独特の魅力を感じてしまっている。映像表現や音楽、またいくつかの印象的なシーンが僕にこの映画を「ただ派手なだけの娯楽映画だ」と切り捨てることを許してくれない。 事実この映画は1
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2020-08-18 16:50:57