「マンガ『BEASTARS』を多文化主義から読み解く（阿部幸大）（1/8）」

『BEASTARS』は、2016年から『週刊少年チャンピオン』（秋田書店）にて連載されている板垣巴留によるマンガである。2018年のマンガ大賞をはじめ数々の受賞歴をもち、19年にはアニメ化されている。いまや程度の差こそあれ、あらゆるフィクション作品が多文化主義に配慮して作られていると言ってよい。しかし『BEASTARS』は多文化主義に、通常とはまったく異なる角度からアプローチしている。本稿では、あえてこのマンガを多文化主義という陳腐な切り口で読みながら、その批評的な距離を測定してみたい。

しかし『BEASTARS』は多文化主義に、通常とはまったく異なる角度からアプローチしている

Webページ

コンテンツ文字数：6,767 文字

見出し数（H2/H3タグ）：0 個

閲覧数：147 件

2020-08-06 08:38:56

オリジナルページを開く

リンク

画像一覧

※読み込みに時間がかかることがあります ⓘ

表示されない場合はこちらからご覧ください。

表示されない場合はこちらからご覧ください。

表示されない場合はこちらからご覧ください。