「対ドル急安策の反面、ルーブルとなし崩し通貨同盟視野の中国人民元(宿輪 純一)」
最近、とりわけ注目すべき動きが複数、人民元で見られた。まず1つ目は、急速に進行している人民元安である。対ドルでは1年ぶりといった水準になっている。もう1つがウクライナ侵攻に対する国際社会の経済制裁で暴落の危機にあったロシア・ルーブルに対する「優しい」対応である。対ドル安は中国景気後退を恐れる米国によって許容され、ルーブルは、今後のなし崩し的なロシアの中国経済ブロックへの従属を示唆している。
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2022-05-05 11:02:12