「CDが売れないサブスク時代に「CDレコ」がバカ売れしている「意外な理由」(竹内 謙礼)(1/5)」
音楽のCDが売れていない。日本レコード協会のデータによると、10年前に比べて生産量は約半分に減少。2018年に1億枚を切ってから、2021年のCDアルバムの出荷数は7111万枚にまで落ち込んでいる。音楽は保有するものから、クラウドで聴くものに変わった。その中でも人気なのが聴き放題のサブスク型のサービスである。先ほど紹介した参照元のデータによると、2020年第4四半期(10月~12月)のサブスク音楽の市場は前年比125%の507億円。音楽配信売上全体の約65%を占める。限られた音源しか収録できないCDが、無限に音楽が保存できるサブスクに市場を奪われているのは、変えようのない時代の流れと言える。しかし、CDが売れていないのに、CDの音源をスマホに保存する「CDレコ」はバカ売れしている。スマホとCDレコーダーをケーブルで繋げるだけで、簡単に曲が取り込めるこの商品は、CDの生産数が激減している中、2014年の発売以来、右肩上がりに売れているという。
コンテンツ文字数:0 文字
見出し数(H2/H3タグ):0 個
閲覧数:69 件
2022-03-10 11:01:44