「ヒトラーの要望で日仏を往復した「潜水艦乗組員」を待ち受けた“過酷な運命”(神立 尚紀)(1/5)」
第二次世界大戦下、ヨーロッパで激戦が続いていた昭和18(1943)年の初秋、フランス・パリの街を、バスを連ねて観光する日本人の一群がいた。遺された写真を見ると、ほぼ全員が日本海軍の紺の軍服姿である。この光景を見て、ドイツ占領下のパリでは、日本が援軍を送り込んできたのだと、眉をひそめて噂する人たちもいたという。この日本海軍の将兵は、どこから、なんの目的でやってきたのか。そして、その後、彼らはどうなったのか――。
コンテンツ文字数:0 文字
見出し数(H2/H3タグ):0 個
閲覧数:94 件
2022-02-27 11:04:42