「異端審問官にスピノザを売った男、ニコラウス・ステノの生涯(吉田 量彦) (1/4)」

スピノザの「裏の主著」である『神学・政治論』の禁書化からおよそ1年、彼の暮らしていたハーグでの審議によってスピノザは監視下に置かれ、出版することが不可能になった哲学上の主著『エチカ』――その写本がバチカンの異端審問書庫で発見された背景には、とある科学者/宗教家の姿があった。吉田量彦氏がスピノザの生涯と思想を綴った最新刊『スピノザ 人間の自由の哲学』から、『エチカ』の「バチカン写本」についての挿話を抜粋して公開します!

スピノザの「裏の主著」である『神学・政治論』の禁書化からおよそ1年、彼の暮らしていたハーグでの審議によってスピノザは監視下に置かれ、出版することが不可能になった哲学上の主著『エチカ』――その写本がバチカンの異端審問書庫で発見された背景には、とある科学者/宗教家の姿があった。吉田量彦氏がスピノザの生涯と思想を綴った最新刊『スピノザ 人間の自由の哲学』から、『エチカ』の「バチカン写本」についての挿話を抜粋して公開します!

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2022-02-23 08:04:34

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