「「45歳、経験ゼロ」から音楽プロデューサーに…異能の「経営者」の挑戦(黒川 なお)(1/6)」

「これは普通の音楽じゃない。ただごとじゃない」2018年11月、ニューヨークの大学「シティテック(ニューヨーク・シティ・カレッジ・オブ・テクノロジー)」の講義での出来事だ。日本からやってきた4人の若者が弦楽四重奏を始めると、学生たちは目を丸くした。「ただごとじゃない音楽」を演奏していたのは、弦楽四重奏のカルテット「LESS IS MORE(レス・イズ・モア)」だ(以降、LIMと表記)。メンバーは、いずれも東京藝大の在学生・卒業生である。LIMがシティテックに招かれたのは、コロンビア大学の教授で尺八の大師範でもあるジェームズ・シュレファーさんから、ラブコールを受けたからだ。そんなLIMの仕掛け人は、作曲家で音楽プロデューサーの多田泰教さん。現在62歳で、音楽プロデューサーになったのは45歳と遅咲きだ。かなりユニークな経歴の持ち主で、フリーター、政治家秘書、ビルメンテナンス会社の社長を経て、周りから猛反対されながら音楽家になった。

「ただごとじゃない音楽」を演奏していたのは、弦楽四重奏のカルテット「LESS IS MORE(レス・イズ・モア)」だ(以降、LIMと表記)

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2020-08-19 11:32:30

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