「2023年、中国経済の爆弾「不動産バブル」処理を難航させる足枷の数々(田 輝)(1/5)」
中国で依然、重大な経済・金融リスクという爆弾が残されているのは、主に不動産市場である。中国では不動産業がGDPに占める比率は7%と高く、建築業を含めると14%程度に膨らんでいる。しかも住宅価格がこの20年ほどで4倍に高騰しているバブルなのだ。習近平政権は最近になって地価高騰にブレーキをかける政策を始めたが、主要不動産企業の経営危機を引き起こし、さらに土地利用権転売で巨額の収入を得続けた地方政府が財政難に転ずるという副作用まで現れている。
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2023-01-03 17:03:32