「グーグルも“1000億円投資” 「データセンター」続々建設…千葉・印西市 人気の理由」

 「グーグル」が日本に1000億円を投資し、「データセンター」と呼ばれるネットワーク設備を千葉県印西市に建設します。国内企業も印西市にデータセンターを続々と建設していて、税収のアップが驚きの住みやすさにつながっています。  ■“毎年2000人”人口増加「子育てしやすい」   60万球が照らすイルミネーションに魅せられた大勢の市民たち。   印西市在住:「いっぱい集まって、お祭りっていうような感じで、活気が戻ってきて、うれしいです」   人口およそ10万人が住む印西市。ここ数年、毎年2000人ずつ人口が増え続けています。   至る所に商業施設や飲食店があり、都心から引っ越してきた多くの家族連れの姿があります。   3年前から在住:「横浜に住んでいました」   2年前から在住:「2年ぐらい住んでいます」「(Q.もともとは?)東京」   子どもが遊べるスポットもたくさんあり、買い物にも困りません。   夫婦:「生活必需品の買い物。子どものものとかは大体、この辺でそろうので、それはすごくいいなと思っています」   3年前から在住:「土地が広くて、ショッピングモールがすごい多い。子どもも多いですし、学校とかもいっぱいあるので、子育てはしやすい」  ■“データセンター”至る所に グーグルも   印西市PVから:「印度じゃないよ、印西市。住みよさランキング7年連続 No.1」   住みやすい街を作り上げている背景には“ある理由”がありました。   窓の少ない、不思議な建物があります。   大和ハウス工業株式会社・更科雅俊執行役員:「データセンターという建物で。ユーザーさんが使うデータを保管したり、出し入れするような。そういったセンターになります」   企業の大事な情報が詰まったサーバーを一括管理しているデータセンターです。   印西市にはNECをはじめ、大企業のデータセンターが至る所にあります。大和ハウス工業も、ここで14棟建てる計画があり、完成すれば、日本最大級の大きさになる予定です。   それにしてもなぜ、印西市に建設するのでしょうか?   更科執行役員:「広大な敷地がある。地盤が非常に強固な地震とかに強い。災害に強い場所である。都心との距離、これも約40キロくらい。距離も比較的近く、人も集めやすい」   先月、アメリカのグーグルは再来年にかけて、日本に総額1000億円にも及ぶ投資を行い、印西市にデータセンターを建設することを明らかにしました。   成田空港までのアクセスも、わずか25分。海外のビジネスマンにも、好立地だと評判です。   2011年にデータセンターをつくったイギリスの企業は…。   Coltデータセンターサービス・近藤孝至マネージャー:「当時は、印西という言葉・キーワードは、僕自身も知らなかったところなので。今では、『INZAI』はITの業界の中で、地名として非常に有名」  ■税収“10年で60億円”↑ 利便性高まる   企業からの固定資産税などで、市の税収は、この10年で60億円アップ。子育てなど、住みやすい街づくりへと使われています。   潤沢な税収は、公園の整備にも充てられ、子どもの遊び場にも困りません。   5年前から在住:「近場に広い公園もたくさんあるので、すぐ時間をかけずに子どもと一緒に遊んだりできるので、(印西市は)良いなと思っています」   市内に25カ所ある子育て支援施設も、税収で建物が新しくなり、利便性がどんどん高まっています。   市民:「子育てを相談できるママと知り合うことができて、お友達もたくさん増えました」「子育てコンシェルジュとか相談のって頂ける場とか、赤ちゃんの体重を計ってもらったり、あとイベントとか。ここの先生などには、常にお世話になっている」  ■“日本一高い運賃”も初値下げ 通学費も激減   人口増加の相乗効果は、印西市などを走る北総鉄道沿線にも、大きな恩恵をもたらしています。   日本一高いとも言われていた運賃が、先月から開業以来、初の値下げとなりました。通学定期は、平均64.7%もの大幅ダウンとなりました。   北総鉄道・柴崎俊哉課長:「運賃値下げということについても、この地域の活性化であったり、発展のためには寄与するんではないかという判断。値下げをするという判断に至った次第でございます」   7割の生徒が北総鉄道を利用する学校では…。   生徒:「(半年で)8万円くらい。(今回で)2万4000円くらいになりました」   姉弟4人が北総鉄道を使って通学する生徒は、通学費が激減しました。   生徒:「もともと35万円だったのが、12万円くらいまで減りました」   半年で23万円も家計の負担が減りました。学校側も大きな期待を寄せています。   光英VERITAS中学校・高等学校 川並芳純校長:「千葉県も距離があると、すぐ(電車賃が)1000円くらいになっちゃう。印西市からも、相当数の生徒が通って来ています。これからどんどん増えてくるんじゃないかなと思います」   印西市 企画政策課 担当者:「人口も増加しており、企業の立地も進んでいる。税収も増えている状況であり、今後ますます市が発展して、市民の皆さんが住みやすさを実感して頂くということを心掛けて、取り組んで参りたいと考えております」  (「グッド!モーニング」2022年11月28日放送分より)

 「グーグル」が日本に1000億円を投資し、「データセンター」と呼ばれるネットワーク設備を千葉県印西市に建設します。国内企業も印西市にデータセンターを続々と建設していて、税収のアップが驚きの住みやすさにつながっています。 ■“毎年2000人”人口増加「子育てしやすい」  60万球が照らすイルミネーションに魅せられた大勢の市民たち。  印西市在住:「いっぱい集まって、お祭りっていうような感じで、活気が戻ってきて、うれしいです」  人口およそ10万人が住む印西市。ここ数年、毎年2000人ずつ人口が増え続けています。  至る所に商業施設や飲食店があり、都心から引っ越してきた多くの家族連れの姿があります。  3年前から在住:「横浜に住んでいました」  2年前から在住:「2年ぐらい住んでいます」「(Q.もともとは?)東京」  子どもが遊べるスポットもたくさんあり、買い物にも困りません。  夫婦:「生活必需品の買い物。子どものものとかは大体、この辺でそろうので、それはすごくいいなと思っています」  3年前から在住:「土地が広くて、ショッピングモールがすごい多い。子どもも多いですし、学校とかもいっぱいあるので、子育てはしやすい」 ■“データセンター”至る所に グーグルも  印西市PVから:「印度じゃないよ、印西市。住みよさランキング7年連続 No.1」  住みやすい街を作り上げている背景には“ある理由”がありました。  窓の少ない、不思議な建物があります。  大和ハウス工業株式会社・更科雅俊執行役員:「データセンターという建物で。ユーザーさんが使うデータを保管したり、出し入れするような。そういったセンターになります」  企業の大事な情報が詰まったサーバーを一括管理しているデータセンターです。  印西市にはNECをはじめ、大企業のデータセンターが至る所にあります。大和ハウス工業も、ここで14棟建てる計画があり、完成すれば、日本最大級の大きさになる予定です。  それにしてもなぜ、印西市に建設するのでしょうか?  更科執行役員:「広大な敷地がある。地盤が非常に強固な地震とかに強い。災害に強い場所である。都心との距離、これも約40キロくらい。距離も比較的近く、人も集めやすい」  先月、アメリカのグーグルは再来年にかけて、日本に総額1000億円にも及ぶ投資を行い、印西市にデータセンターを建設することを明らかにしました。  成田空港までのアクセスも、わずか25分。海外のビジネスマンにも、好立地だと評判です。  2011年にデータセンターをつくったイギリスの企業は…。  Coltデータセンターサービス・近藤孝至マネージャー:「当時は、印西という言葉・キーワードは、僕自身も知らなかったところなので。今では、『INZAI』はITの業界の中で、地名として非常に有名」 ■税収“10年で60億円”↑ 利便性高まる  企業からの固定資産税などで、市の税収は、この10年で60億円アップ。子育てなど、住みやすい街づくりへと使われています。  潤沢な税収は、公園の整備にも充てられ、子どもの遊び場にも困りません。  5年前から在住:「近場に広い公園もたくさんあるので、すぐ時間をかけずに子どもと一緒に遊んだりできるので、(印西市は)良いなと思っています」  市内に25カ所ある子育て支援施設も、税収で建物が新しくなり、利便性がどんどん高まっています。  市民:「子育てを相談できるママと知り合うことができて、お友達もたくさん増えました」「子育てコンシェルジュとか相談のって頂ける場とか、赤ちゃんの体重を計ってもらったり、あとイベントとか。ここの先生などには、常にお世話になっている」 ■“日本一高い運賃”も初値下げ 通学費も激減  人口増加の相乗効果は、印西市などを走る北総鉄道沿線にも、大きな恩恵をもたらしています。  日本一高いとも言われていた運賃が、先月から開業以来、初の値下げとなりました。通学定期は、平均64.7%もの大幅ダウンとなりました。  北総鉄道・柴崎俊哉課長:「運賃値下げということについても、この地域の活性化であったり、発展のためには寄与するんではないかという判断。値下げをするという判断に至った次第でございます」  7割の生徒が北総鉄道を利用する学校では…。  生徒:「(半年で)8万円くらい。(今回で)2万4000円くらいになりました」  姉弟4人が北総鉄道を使って通学する生徒は、通学費が激減しました。  生徒:「もともと35万円だったのが、12万円くらいまで減りました」  半年で23万円も家計の負担が減りました。学校側も大きな期待を寄せています。  光英VERITAS中学校・高等学校 川並芳純校長:「千葉県も距離があると、すぐ(電車賃が)1000円くらいになっちゃう。印西市からも、相当数の生徒が通って来ています。これからどんどん増えてくるんじゃないかなと思います」  印西市 企画政策課 担当者:「人口も増加しており、企業の立地も進んでいる。税収も増えている状況であり、今後ますます市が発展して、市民の皆さんが住みやすさを実感して頂くということを心掛けて、取り組んで参りたいと考えております」 (「グッド!モーニング」2022年11月28日放送分より)

news.tv-asahi.co.jp

Webページ

コンテンツ文字数:0 文字

見出し数(H2/H3タグ):0 個

閲覧数:53 件

2022-11-29 11:33:38

オリジナルページを開く