「「国債も株も日本銀行に買わせればいい」? どこまで頑張れるのか(磯山 友幸)」
大規模な金融緩和を求めてきた安倍晋三元首相は、講演で、日銀は政府の子会社であり、政府が発行する国債の半分は日銀が買っているのだから、財政破綻する心配はないと述べ、話題になった。確かに財政破綻はしないのかもしれないが、国債を日銀が買い続ければ、円の価値は落ち、円安が一段と進む。円の価値が落ちるということはインフレが進行するということだ。この物価上昇を抑える金融引き締めができないとなると、一般の消費者が塗炭の苦しみを味わうことになる。
コンテンツ文字数:0 文字
見出し数(H2/H3タグ):0 個
閲覧数:65 件
2022-06-26 11:02:03