「黒死病を引き起こしたペスト菌の祖先を死者のDNAから確認 」
14世紀中盤にヨーロッパを襲ったペストの大流行は、肌に黒い斑点が現れる症状から「黒死病」の名で恐れられ、地域によっては最大で人口の60%が亡くなるという被害を及ぼしました。過去の記録により、ペストは東方からやってきたことがわかっていたものの、これまで正確にどこから来たのかは不明でしたが、新たに、過去の遺体を用いた調査により、黒死病をもたらしたペスト菌の祖先がキルギスでも多くの人の命を奪っていたことが分かりました。
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2022-06-17 11:01:02